お雑煮は危険!?喉に詰まったらどう対処する?予防方法は?
お正月になると必ずと言っていいほど毎年流れるニュースがあります。お餅を喉に詰まらせて亡くなったというニュースです。1月になると消費量が増えるだけあって、こういったニュースは必ず目にしますよね。
実際に喉に詰まったらどうすれば良いのでしょうか?同じものを食べている以上身近な人にもいつ起こるかわからない事態です。正確な対処方法を知っておきたいですよね。
お餅が喉に詰まったら・・・!その時はこう対処する!
お餅が喉に詰まったらまずは2つの対処法があります。
- 腹部突き上げ法
- 背部叩打法
この二つです。
それぞれについて詳しいやり方をご紹介します。
- 背後から抱きかかえるように腕を回す
- 片手でこぶしを作りもう片方の手でそのこぶしを握る
- そのこぶしをみぞおちにあてて上に向かって突く
※上に向かって突くときの動きは素早く勢いよく行うことが大切です!
※妊婦さんや肥満の方にはしない様にしてください。
【背部叩打法】
- 横に寝かせる
- 肩甲骨の間を手で強く叩く
お餅が喉に詰まったらこれらの方法を繰り返すことで解決する場合もあるので試してみてください。自力で呼吸ができる場合であれば、咳をさせることによって取れてしまうということもあります。
逆に良いとされる方法でも実はダメ、というものもあります。例えば掃除機で吸い出すという方法は肺に負担がかかり過ぎるのでしない方が良いとされています。
そして、これをする前に救急車を呼んでおくこともお忘れなく!
詰まらせないためには予防が大切!効果的な予防法とは?
お餅が喉に詰まったらどうすれば良いか、ということの対処法について見てきました。ですが喉に詰まらせないということが一番の対処方法です。
喉に詰まらせないようにするには一体どんなことに気を付ければ良いのでしょうか?
喉が湿っている状態ですと喉に詰まりにくくなります。お茶や水で喉を湿らせておくことが予防になります。
小さくかみ砕いてから飲み込むようにすれば万が一詰まってしまった場合でも取れやすくなります。
お餅を小さく食べやすい大きさに切ることで、喉通りが良くなります。万が一詰まってしまった場合も軽い症状で済むようになります。
特にお年を召した方は唾液の分泌が少ないので、これらのことに気を付けるようにしましょう。