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お餅

お餅の歴史はこんなに古かった!初めて作られたのは縄文時代!?

普段何気なく食べているものでも、その歴史については全く知らないということも多いですよね。例えば納豆などもこんな食べ物はどうやって考えられたのだろうと思ったりします。お餅もその中の一つではないでしょうか。

 

日本の伝統料理であることは間違いないでしょうが、いつからどうして食べられるようになったのか、ということはあまり知られていません。そこで食べられるようになったきっかけについて調べてみることにしました。

 

思っていたよりも長く、深い歴史があるんですよ!


どうして作られるようになった?初めて作られたのはいつ?

お餅が日本に初めてやってきたのは、なんと縄文時代だと言われているんです。日本が国として出来上がった頃にはもう存在していた食べ物だったんですね。

 

稲作はこの頃に日本に伝来したと言われていて、歴史的にはそれと同時に日本に伝わってきたものだと考えられてるのです。

 

元々は東南アジアから日本に伝来しました。縄文時代の米は赤米というもので現代の白米とはちょっと違っていました。赤米は白米よりもお餅づくりに適していたので、広く普及した原因の一つとなっているのではないでしょうか。

 

赤米は大変なご馳走で特別な日にしか食べられず、現代の赤飯もこの頃の赤米を再現したものです。縄文時代にご馳走だと考えられたいた赤米。そこから加工した食品も当然貴重な食べ物だと考えられていたのでしょうね。


縁起の良い食べ物とされるようになったのはいつから?

そこから歴史を重ねて平安時代に入ると、鏡餅というものが作られるようになります。

 

お餅は祭事には欠かせない食べ物となっていって、正月、節分、桃の節句、端午の節句、土用の丑の日、といった様々な季節の節目で食べられ始めました。

 

神聖で縁起の良い食べ物であるという意味が強まったのはこの頃のことです。

 

 

因みに歴史的に平安時代のひとつ前である奈良時代の書物にもこの様な内容の物語が掲載されています。

 

余った米で的として大きなお餅を作った。その的に向かって矢を射ると白い鳥になって飛んで行ってしまった。その後水田は荒れ地に変わり果ててしまった。

 

奈良時代にはもう既に神聖な食べ物であると考えられていたことがわかるお話ですね。

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