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祝い箸 お屠蘇

おせち料理に欠かせない祝い箸とお屠蘇|その意味と作法について

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おせち料理を頂くときに必ず使うのが祝い箸です。祝い箸とは約24cmで両方が細くなっているお箸のことを指します。

 

おせちにはどうしてこのお箸を使うのか、その意味について調べてみました。

 

祝い箸が約24cmなのにも実は意味があり、24cmは八寸となります。八は日本古来から「末広がり」として縁起が良い数字と言われているのは有名です。

 

その八寸の長さの祝い箸は両方使えますが、これは片方を人が使って、もう片方は神様が使うためのものだと言われています。おせちを新しい年の年神様と一緒に食べるという意味が込められているんです。

 

ですから片方を使ったらもう片方は使ってはいけません。

 

祝い箸の素材は折れにくい柳の木が使用されます。大事な神様と一緒に使う祝い箸が折れないように、素材にもこだわって作られているものなんですね。

 

柳の木は申請な木とも言われていますので、おせち料理を食べるのにはピッタリな箸だと言えるでしょう。


お屠蘇の作り方と正しい飲み方は?

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おせちと一緒に飲まれるものとしてはお屠蘇があります。お正月には必ず飲むご家庭も多いと思いますが、このお屠蘇にも大切な意味が込められています。

 

悪鬼や邪気を退け生気を蘇生させるという厄除けの飲み物であると言われています。おせちにつきものであるこのお屠蘇。作り方や飲み方などについても知っておきましょう!

 

作り方としては屠蘇散というものがありますので、これを用いれば簡単に作ることができます。

  • 屠蘇散
  • 日本酒
  • 本みりん

これらの三つを揃えます。

 

酒と本みりんを併せて300ml程度に屠蘇散を5〜8時間浸して抽出します。この抽出時間によってお屠蘇の味も変わるので、お好みによって浸す時間を変えてください。

 

飲む前には元日の朝に汲んだ水で手を清めます。そしてそのまま神棚、仏壇を拝んで、おせちを頂く前にお屠蘇を頂くというのが正式な飲み方です。

 

朱塗りのお銚子で頂くのが正式な作法ですが、ご自宅にない場合には酒器の中でお正月らしいものを選んで頂いても大丈夫です。

 

飲むときには東を向いて右側から注いでもらい、年齢の若い順に飲みます。厄年の方はみんなから厄払いの力をもらうため、最後に頂くという決まりがあります。