おせちに欠かせない重箱・・・選び方は?お手入れの注意点は?
おせち料理といえば重箱に入ったものというのが定番ですよね。実は重箱には「福を重ねる」という意味があり、重箱自体が縁起物なんです。
ですが一口に重箱と言っても形や大きさなどは様々でどれを選べばよいのか迷ってしまいます。そこで重箱の種類や選び方について調べてみることにしました。
おせち料理に使用する家庭用の重箱の場合、三種類程度がメインで使用されます。
- 6.5寸 縦19.5cm、横19.5cm、高さ19.5cm
- 5寸 縦15cm、横15cm、高さ15cm
- 4寸 縦12cm、横12cm、高さ12cm
おせち用としてこの中でも一番の人気のものが6.5寸の重箱です。
およそ3〜5人前の料理が入り、三段になっているものが使い勝手も良いです。三段の重箱は一段使わなければ二段でも使え、中に入れる料理の量の調整が利くので便利です。
5寸、4寸のものは少人数おせち用として最近人気が高まってきています。
また、オードブル形式で作りたいという場合は8.5寸といった大きなものも見た目が華やかでオススメです。
重箱のお手入れの方法について|洗うときの注意点は?
おせち料理を食べ終わった後は重箱のお手入れもきちんとしてあげなければなりません。
重箱は漆塗りのものも多く出回っているので、お手入れに関しても知っておきたいですね。漆は下手に扱うと取れてしまいますので、丁寧に取り扱ってあげることが必要です。
洗い方としては柔らかいスポンジであまり力を入れずに洗ってあげます。更に洗剤なども原液のままつけず水で薄めた中性洗剤を使います。取れにくい汚れがある場合はぬるま湯の中につけておくと力を入れずに取れやすくなります。
そして洗い終わったら柔らかいふきんですぐに拭いてください。
おせちの重箱の取り扱いとして注意したいことが食器洗い乾燥機を使わないことです。
研磨剤が入っている洗剤ですと重箱に傷をつけてしまう原因になります。更に熱風に当たるとひびが入ってしまうこともありますので食器洗い乾燥機は避けましょう。
おせち用以外でも重箱は様々な用途に使うことができます。丁寧なお手入れで長持ちさせてあげましょう。