おせち料理ってなに?その起源と食べる意味について徹底調査!
お正月には必ず食べるのがおせち料理。今では「お正月に女性がゆっくりするため」という理由で食べられていたりしますが、その起源についてご存知でしょうか?
どうしておせちが食べられるようになったのか、いつから食べられるようになったのかについて調べてみました!
おせち料理の起源は驚くほど古く、弥生時代にまでさかのぼるといわれています。なんと紀元前2〜3世紀のことです。もともと季節の節目である時期に収穫物を神様にお供えしていたことが始まりです。そしてそのお供えした料理を豊作を願いながら食べたというのが元々の起源と言われています。
季節の節目といえばひな祭りや端午の節句、七夕なども節目のひとつです。でもお正月といえば一年が始まるという意味で一番大切な節目ですよね?ですからお正月にお供えするお料理のことはいつしか特別なものとなっていって「おせち料理」と言われるようになりました。
元々は豊作を願うために食べるお料理でしたが、平安時代には邪気払いや長寿を願うためのお料理という風に形も変わっていったのです。
おせちに欠かせないこの料理!どんな意味があるの?
おせち料理に入っているお料理を見てみると、大抵どこのお店でも入っているというものがありますよね?最近は洋風のおせちも増えてきたので、オードブルの様に見えるものも少なくありません。
ですが伝統的なお料理といえばおそらく誰しもが想像できるものだと思います。そのお料理と食べる意味について調べてみたのでご紹介してみますね!
- 黒豆
中国で邪気払い、長寿をもたらすといわれるのが黒色。そこから健康の象徴とされ、更にまめに働く、まめに暮らす、という「豆」に因んだ意味でもおせち料理に欠かせない存在となっています。
- 数の子
子孫繁栄の意味がある縁起の良い食べ物
- 田作り
小さいながらも御頭つきで縁起が良いといわれている食べ物です。豊年や家内安全の意味があります。
- 昆布巻き
「養老昆布」から転じて「よろこぶ」という意味で、更に長寿の意味がある縁起物です。
- 蒲鉾
元旦の初日の出を意味しています。邪気払いの意味がある赤と清い心を意味する白が一般的な色です。
- 栗きんとん
黄金を意味する。商売繁盛、金運などの意味がある縁起物です。
おせち料理を見ると必ず入っている、という代表的なお料理についてご紹介しました。昆布の謂れなどは有名ですよね!おせちに欠かせないこれらのお料理には、こんなに縁起の良い意味が込められているんです。