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鏡餅

正月に欠かせないこの飾り!・・・でもその意味を知ってますか?

鏡餅といえばお正月飾りの代表的なものですよね。ですがどうしてこのお餅を正月に飾るのか、不思議に思ったことがある方も多いはず。正月に飾るものや食べるものといえば何かしら縁起の良い意味があるものです。

 

例えばおせち料理の中の昆布は「よろこぶ」に繋がるから縁起が良い・・・という話は有名ですよね。鏡餅に込められた意味とは何なのでしょうか?詳しく調べてみることにしました。


正月に鏡餅を飾る意味とは?なんのために飾るの?

正月飾りの一つのようになってはいるのですが、実はただお餅を飾っているというわけではありません。これは実は新しい年の年神様へのお供え物なのです。

 

一説では年神様自身の依代になるものだ、という話もあります。つまり神様が下界に降臨されたときに食べるもの、もしくは住む場所になるものという神聖なものだったんですね!

 

そして鏡餅には年神様の「御魂」が宿ります。御魂というのは魂のことなんですが、年神様の力とかエネルギーみたいなものです。

 

それが宿ったお餅を食べることによって、神様からの恩恵、つまり一年間の幸福を得ることができるという意味があるんです。

 

よく床の間などに飾ってあるのを見かけますが、こうした特別な場所に飾られるのも、特別な食べ物として認識されている証ですね。

どうしてお餅に神様が宿るの?それには深い意味があった!

ですがどうして年神様は鏡餅に宿るのでしょうか?お供え物としての説なら納得できますよね。お餅は主食にもなり得るものですから、神様もお餅を食べるかな?という気がします。

 

ですが依代になるとするとどうしてお餅に宿るの?という話になってしまいます。これはこのお餅の形に意味があると言われています。

 

 

鏡餅の形は丸い二段重ねになったものです。実はこの丸い形というのは鏡に由来していて、三種の神器の一つである「八咫鏡」を表します。

 

八咫鏡は天照大神と同一のものともいえる歴史を持ち、古来から鏡は神様と非常に近いものでした。そこから鏡の形に似せた餅に神様が宿るという話に繋がったと言われています。

 

鏡餅にはこんなに有り難い意味があったんですね!


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