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門松

水引はどうして結ぶ?その意味と色による違いをまとめてみた

のし袋につけられている水引。誰しもが一度は目にしたことがあるものですよね。ですがいろいろな色のものがあって、結び方も様々です。

 

門松にも結ばれているのを見かけますし、お屠蘇にも銚子飾りとして使用されるのでお正月にも目にする機会が多いと思います。

 

この水引というのはどういった意味があるものなのでしょうか?正しい意味を知って正しい作法で使えるようになりましょう!


門松に水引を結ぶ理由は?どんな意味がある?

意味としては実は様々なものがあります。

 

ですが代表的な意味合いとしては

 

  • 結ぶことで結界を張り穢れがないことを示す

 

というものがあります。

 

門松はお正月に年神様が降臨されたときに、人間の世界で依代になるための大切な飾りです。神様が宿るためのものですから穢れがあってはいけません。このような意味合いで水引が結ばれると考えると、その存在も納得できますよね。

 

他の意味合いについてもご紹介しますね!

 

  • 未開封であることを証明している
  • 封印をするためのもの
  • 魔除け
  • 人との縁を結ぶ

 

水引は引くほどに強く結ばれるという性質があり、人との縁を結ぶという意味にとっては理想的なものなのではないでしょうか。その他、神社で頂くお札などにも使われますが、これも穢れがないことや封印がされているという意味があるからなのでしょう。

水引の色が様々なのはどうして?どういう風に使い分ける?

門松に結ばれているものを見ると、一般的には赤と白のものが多いと思います。稀にもっとカラフルなものを見かけますが、基本的には赤と金、そして白色が使われているという場合もあります。

 

ですがのし袋のものを見ると黒や黄色の水引というものも存在しています。この色とはどんな意味があるのでしょうか。調べてみたのでまとめますね。

 

 

【赤白】

 

  • 慶事全体に使用される色。

 

【金銀】

 

  • 結婚祝いや結納、長寿祝いなどに使用される。
  • 赤白の場合よりも頻度が低いお祝いごとに。
  • 地域によっては一般的な慶事にも使用される。

 

【金赤】

 

  • 神札、門松などの用途にのみ使われる。

 

【黒白】

 

  • 香典などの仏事に使用される。

 

【黄白】

 

  • 関西、北陸地方での法事に使用される。
  • 同地域では黒白は葬儀に使用される。

 

 

同じ水引でも色によってかなり用途が異なっているということがわかりますね。


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