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お雑煮

お雑煮は元旦だけ?三が日はOK?いつ食べるのがベストなの?

《お雑煮》は日本人にとってお正月に食べる恒例行事ですね。両親が地方出身だったりすると2種類の《お雑煮》を楽しんでいるご家庭も多くいらっしゃいます。

 

縁起物である《お雑煮》ですが、いつ食べるのがベストタイミングか分からない・・・という方が実は多いんです!そこでここではいつ食べるとベストなのかについて詳しくご紹介します。


そもそもお雑煮の由来は何?

日本人に浸透している《お雑煮》という文化ですが、ただ『縁起物』としか知らない方も多いですね。

 

日本人は昔から新年には歳神様をはじめ神様にお供え物をする風習がありました。この神様に供えた物には特別な力が宿るとされ、そのお下がりを頂くことで神様の特別な力を分けてもらえると考えられていました。

 

平安時代にはお餅を『ハレの日』のお祝いとして食べる習慣がありましたが、当時はお餅の原料であるお米が高価であり中々庶民には手がだせませんでした。

 

室町時代には武士が最初に食べる酒の肴として宴会に出され、江戸時代になると庶民でもお餅が食べられるようになり、現代と同じように楽しめるようになりました。

元日だけ?三が日はOK?いつ食べると良いの?

神様の力が宿っているとされる《お雑煮》ですが、いつ食べるのが良いとされているのか気になる方も多いようです。

 

「いつ食べる?」というネットアンケートの結果では実に76%の方が「元日の朝食時に食べる」と答え、15%の方が「元日の昼食時に食べる」と答えています。つまり殆どの方が元日だけ食べているということです。

 

このように「いつ食べるのか」というタイミングで言えば朝食時か昼食時が多いですが、「いつまで食べるのか」というと元日だけではありません!実は三が日のうちは毎日食べたほうが良いんですよ♪

 

《お雑煮》は縁起物なので、三が日のうちは毎日お餅の数を1個ずつ増やして食べるのが縁起が良いとされています。

 

また松の内が明け、「鏡開き」で鏡餅を割った後にお雑煮やお汁粉にして食べるのも縁起が良いことからぜひ忘れずに食べて下さいね。

 

 

いかがでしたか?《お雑煮》はいつ食べると良いのか気になっている方が多くいらっしゃいますが、縁起物なので三が日は食べるようにしましょう。

 

またお餅の数にも「食い上げる」という意味があるので数を増やしながら食べて下さいね。いつ食べるのがベストなのか気になっていた方は、ぜひご紹介した内容を参考に『新年の縁起物』を楽しんでみてはいかがでしょうか?


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