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正月

正月にそろえたい正月飾りにはどんなものがあるのか

新年に向けて用意するものと言えば正月飾りを思いつく人もいるでしょう。実際に正月飾りにはどんなものがあるのか、また置き方や処分方法などを見てみましょう。

そもそも正月飾りの意味とは<

正月飾りは歳神様が降りるための目印です。門松は松迎えと言う行事で、事始めの12月13日に行いました。家の門の両側に対でそろえておくのが一般的ですが、住宅事情から小さい門松もあります。

 

注連縄は清浄な世界、俗世の境界線です。注連縄の内側は神聖であり、厄災を食い止めるためにあります。家では神様が来るための場所となります。

 

鏡餅は三種の神器を表しています。飾る場所は玄関がメインですが、床の間や神棚、仏壇などにも飾りましょう。

 

水の神様や火の神様がいる所には輪飾りという注連縄の簡略式を飾るといいでしょう。室内では餅花で豊穣を祈りほかにも羽子板や破魔弓、掛け軸などめでたいものを飾ってみてください。


正月飾りはいつ片づける?

正月が終わったら基本的にこれらは片づけます。1月1日から7日までの松の内は神様がいる期間ですから片づけないように気を付けましょう。

 

門松や注連縄は6日の夜から7日にかけて片づけます。ただし鏡餅だけは1月11日の鏡開きまで取っておきましょう。

 

処分方法ですが、多くはどんと焼きにします。どんと焼きの日程は大体1月15日ですから、それまでに近くの神社に持っていくか、翌年の正月に持っていきましょう。

 

自宅で処分する場合は清めてからゴミに出します。清め方の一つは塩です。大きな紙の上に正月飾りを並べ上、左、中、右の順に塩を振りましょう。

 

終わったら紙で包みゴミ箱に入れます。ただし普段のごみと混ざらないように注意しましょう。最後に塩でもう一度清めます。このとき年神様への感謝を忘れないようにしましょう。

 

なお庭で焼く場合はお神酒と塩で土を清め、それから火事に注意して焼きましょう。お寺で処分してくれる場合もありますのであなたの地元の処分方法をチェックしてみてください。

 

新しい年にふさわしい縁起物をそろえて気持ちのいい新年を迎えませんか。


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