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書初め

ルールが実は細かい!お正月の書道の内容をチェック

書初めはお正月の行事の一つとして広く浸透していますが、ルールはあるのでしょうか。

 

実は書初めのルールは厳しいと言う人もいれば細かいことなんて気にしなくてもいいと言う人もいます。お正月なんだから楽しめればOK!の方がどうせなら楽しいですね。


書初めのルール、今と昔

昔の書初めのやり方で見てみると

 

  • 若水で墨をする
  • 長生殿裏春秋富 不老門前日月遅とかく
  • 恵方に向かって書く
  • 1月2日に行う

 

と言うルールがありました。しかし現代は

 

  • 半紙を使う
  • 自分の好きな言葉を書く
  • 四字熟語やお正月にふさわしい言葉を書く
  • 1年の抱負を書く

 

など特に決まりは厳しくないようです。大会や展示会に出品すると言う場合はやはり漢詩を用いた方がいい、きちんとした言葉を選ぶべきとされていますが、趣味や宿題でやる分には構わないでしょう。

 

冬休みの宿題や自由研究でするという場合は学校で習った漢字や熟語を使うのもいいでしょう。

 

小学生の内からルールに縛られるより、1年間で最も印象に残った言葉や熟語を選んだ方が勉強もはかどるのではないでしょうか。また著名人の格言を書く人もいますので、親子で話してみるのもいいでしょう。

紙の大きさや色の決まりはあるのか

紙の大きさは何を書くかによって決めるといいでしょう。半紙や半紙三枚判、八つ切りと、短いものから長いものまであります。また地方によって違いがありますので、東京判や千葉判、埼玉判など地元のものを使うのもいいでしょう。

 

また最近は色紙に書くという方もいます。時代が変わるにつれ、墨一色ではなくカラフルにする方もいます。最近は青や赤などの筆ペンもありますから活用してみるのも楽しそうですね。


書初めが終わったらどうする

書初めが終わったらどんと焼きに出すのがルールです。ただ宿題や出品する方などは当てはまりません。どんと焼きで書を燃やし炎が高く上がると字が上達するということからこのルールが生まれました。

 

新年を祝って字の上達や1年の良運を願い、書初めを始めてみませんか。書初めは精神統一にもなりますし、親子でするのもお勧めですよ。

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