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初日の出

縁起を担ぐ元旦のご来光!日本で一番早いスポットはドコ?

お正月といえば御節にお雑煮、お年玉に初詣と日本人にとって欠かせない風習がたくさんあります。その中でも一年の縁起担ぎとして初日の出を拝む方がたくさんいらっしゃいます。

 

日本には各地に名所がたくさんありますが、せっかくなら日本で一番早い場所で初日の出を拝みませんか?ここでは日本で一番早いスポットについて詳しくご紹介します。


一番早いのは最東端?

日本で一番早い初日の出スポットがどこかと考える際、太陽は東から昇るから最東端では?と考えますね。

 

日本の最東端は南鳥島です。東経154度、北緯24度に位置する南鳥島は日本の領土で一番東に位置していますが、無人島なので今回は除外して考えます。

 

有人島で最も東に位置するのは小笠原諸島です。小笠原諸島の母島は有人島で最東端に位置しますが、交通アクセスを考えると簡単には行けないのでこちらも除外して考えます。

 

では日本で一番早いスポットは本土の最東端か?というとそれも違います。本土の最東端は北海道根室市の納沙布岬ですが、日本で一番早い初日の出スポットは千葉県の犬吠岬です。

 

なぜ本土最東端でない犬吠岬が日本で一番早いかというと、冬場は太陽が南東の方角から昇るため最東端よりも南の犬吠岬が日本で一番早く日の出を迎えるからです。

 

日本で一番早いスポットは犬吠岬ですが、2月〜11月下旬では納沙布岬のほうが日のでは早いです。納沙布岬からすると一年で一番美味しい瞬間を犬吠岬に持って行かれた感じですね。

実は富士山が一番早い?

日本で一番早い初日の出スポットは千葉県の犬吠岬と紹介しました。しかし日本の本土で一番早い場所は富士山です!

 

富士山の山頂は犬吠岬よりも標高が高く、遠くの水平線を見ることができます。そのため犬吠岬よりも西に位置していますが、犬吠岬より4分ほど早く日の出を拝めます。

 

ただし1月1日を含め冬場は入山禁止となるため、一般人が富士山頂で初日の出を拝むことはできません。ですから日本で一番早く初日の出を拝めるのは千葉県の犬吠岬といって間違いありません。

 

近年は「日本一早い初日の出スポット」として有名になり毎年多くの方が訪れて賑わいます。関東圏からのアクセスのよさも人気ポイントとなっています。

 

 

いかがでしたか?誰しも初日の出は最東端が一番早いと思いがちですが真実は意外なものでしたね。ぜひ初日の出を拝みに出掛ける際は日本で一番早い犬吠岬も候補地に入れてみて下さい。

 


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